転職は悪いことではない!転職によるメリットや理由などをまとめてます。

給与アップを狙って転職

IT業界では、終身雇用制度が他の職種に比べて圧倒的に少ない傾向にあります。なぜなら、職種ごとにできる仕事内容がある程度決まっており、単価の上限がある職種と出来高制で給与水準に実質的な上限がない職種とが分かれているからです。キャリアアップに繋がる理由であれば、積極的な転職活動が行われているために、終身雇用制度に頼らず自らの実績と技術で給与水準を引き上げることが可能となります。
プログラマーとして最初にIT業界で働き始めた際には、35歳定年説が囁かれている根拠としてクライアントからの報酬単価が1工数あたりでおおよそ決まってしまいます。ある程度の年数が経てば企業側がプログラマーに支払える給与水準の上限に達してしまうので、システムエンジニアへの転身を目指さない限りは、給与アップは狙えません。もし、社内で上位職種への転身が実現できなければ、転職を行った方が早く確実に給与アップが狙えるでしょう。
上流工程にはプロダクトアーキテクトやプロジェクトマネージャーなど複数の職種があるので、プログラマーとして働き始めた後も上位職種への転身を常に狙って勉強が欠かせません。IT業界では、上昇志向に基づく理由から始まる転職活動が多いので、プロジェクト単位で常に仕事を考える習慣があります。長く大きなプロジェクトを担当するほど、フリーランスとしての働き方と比較する機会が増えてくるので、互いに刺激を受けて上昇志向が生まれてくるのでしょう。